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図版 27 Meretrix parameretrix Nomura, 1938 ムカシハマグリ |
竜の口層の固有種のひとつ。産出個体数は限られている。
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分類
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軟体動物門 二枚貝綱 異歯亜綱 マルスダレガイ目 マルスダレガイ科 | ||
Phylum Mollusca, Class Bivalvia, Subclass Heterodonta, Order Veneroida, Family Veneridae | |||
時代
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新生代新第三紀鮮新世前期(約500万年前) | ||
分布
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宮城県(化石産出) | ||
生息深度と底質
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潮間帯から水深20mくらいまでの細砂泥底,内生(推定) | ||
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<Meretrix 属> |
大型~中型で三角形~扇形。殻が厚い。殻の表面がつるっと滑らかで、独特の質感。化石では殻のつるっとした層がはげて、下の層が出ている状態になっていることもある。腹縁部が厚くなっていて、唇のような感じ。小月面、楯面は見られない。靱帯は外在。歯丘はやや発達する。主歯は3つ。左殻に強い前側歯1つ、右殻側には側歯ソケット。套線湾入は浅く丸い。腹縁内面は刻まれない。 |
<種> |
殻頂が突出した感じで秀でている。殻の高さがある。 |
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原記載 | |
Nomura, 1938 : | |
Molluscan Fossils from the Tatunokuti Shell Bed Exposed at Goroku Cliff in the Western Border of Sendai | |
[ Science Reports of the Tohoku Imperial University, 2nd Series (Geology), Vol. 19, No. 2, p. 235-275 ] | |
野村七平,1938年: |
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仙台西縁部の郷六の崖に露出する竜の口貝殻層産軟体動物化石 | |
[東北帝国大学理科報告 第二類(地質学)] | |
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Holotype | 斎藤報恩会自然史博物館 Reg. No. 13019 ,産地:郷六 |
Paratype | 斎藤報恩会自然史博物館 Reg. No. 13019 ,産地:郷六 |
東北大学地質学古生物学教室 IGPS Reg. No. 16159,産地:土樋 | |
(和訳) end |
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