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図版 6

Anomia chinensis Philippi, 1849

ナミマガシワガイ

 



海岸の波打ち際に、たくさんの死んだ殻が漂着することから、ナミマガシワ(波間柏)と名付けられた。
   
分類
  軟体動物門 二枚貝綱 翼形亜綱 ウグイスガイ目 ナミマガシワガイ科
  Phylum Mollusca, Class Bivalvia, Subclass Pterimorphia, Order Pterioida, Family Anomiidae
   
時代
  ~現世
分布
  北海道以南(現在)
生息深度と底質
  潮間帯から水深20m,岩や礫や材に付着する(現在)
   

同定のポイント

Anomia 属

殻の形は不定だが、基本的には円形。殻は真珠光沢が強く、透き通っている。左殻の内面中央部に、足糸痕が1つと、2つの後筋痕がある(つまり、丸い痕が全部で3つある)。