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図版 8

Crassostrea gigas (Thunberg, 1793)

マガキ

 



食用にする貝の代表的存在で、なじみが深い。化石としても、日本全国から産出している。
   
分類
  軟体動物門 二枚貝綱 翼形亜綱 ウグイスガイ目 カキ亜目 イタボガキ科
  Phylum Mollusca, Class Bivalvia, Subclass Pterimorphia, Order Pterioida, Suborder Ostreina, Family Ostreidae
   
時代
  ~現世
分布
  日本全国,千島~東南アジア(現在)
生息深度と底質
  内湾や河口部などの塩分濃度の低い海域,潮間帯,岩礁の岩や礫に付着,数個体が密着して生息することが多い(現在)
   

同定のポイント

Crassostrea 属

殻の形は不定で、細長いものから扇形のものもある。殻の表面は、ひれ状のひだが生じて荒れた感じで、一方殻の内面は、つるっとしている。左殻はよく膨らみ、右殻は比較的平ら。左殻の内面の殻頂部には、頑丈な靱帯面がある。