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東北大学川内萩ホール ギャラリー展示 「東北大学がもっているおもしろいかたち●▲■(マル・サンカク・シカク)」 東北大学では、さまざまな資料・標本を用いて研究活動をおこなってきました。今回は、これらの考古、化石、鉱物、生物などに関連した膨大な研究資料・標本のなかから、「おもしろいかたち」に注目して展示をおこないます。もちろん、それぞれの標本には学術的な価値がありますので、形とその意義の両方を楽しんでいただけます。一例として、動物のかたちをした土偶、まる・さんかく・しかくのかたちの鉱物標本、ぐるぐる渦巻きのかたちの化石標本、きれいな五角形の対称性をもつ生物標本などを展示しています。 展示構成は、「理学機器編」「人物編」「スポット展示」の3つに分け、「理学機器編」では、大正から昭和にかけて実際に理学部で使用されていた、ウィーヘルト式水平動地震計、Bamberg製子午儀、フォルタン水銀気圧計、分光用プリズムなどを、史料館からお借りした当時の大学風景写真とともに展示しました。Bamberg製子午儀の組み立て時には、当時この機器で実際に観測をおこなった先生方がお集まりになられ、興味深いお話を伺うことができました。 「人物編」では、当時の矢部長克教授や神津俶祐教授など、理学部創立以来の地質学教室歴代の研究者の顔写真とともに、その研究成果を紹介し、実際に研究に使用した標本類を展示しました。展示物は、有孔虫からアンモナイト、サンゴ、ゾウやシカなどの古脊椎動物化石、鉱物など多岐に及びました。その他、「スポット展示」では、古人骨研究で収集された縄文時代~現代までの頭骨標本を一斉に並べて展示することで、日本人の頭骨が時間の流れの中でどのように変化したかが良く分かるものとなりました。 詳細ホームページ↓
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