東北大学総合学術博物館では、企画展「東北大学総合学術博物館のすべて」シリーズを開催してきました。今回の「東北のマテリアル・リサーチ」はその第3回にあたります。
今年は、東北大学の黎明期に世界の金属学をリードし、東北大学の材料科学研究の基礎を築いた、「鋼鉄の父」本多光太郎博士の没後50年の節目の年にあたります。
この企画展では、東北大学100年の材料科学の歴史を概観するとともに、新しい研究成果を紹介し、この分野における東北大学の貢献と今後の役割を見つめ直します。また、金属をいっそう身近に感じていただくために、鉱石から金属を取り出す方法や人類の金属利用の歴史に関する東北大学所蔵の資料も展示しています。
この企画展開催にあたって、資料のご提供や貸与をご快諾いただきました釜石市立鉄の歴史館、本多記念会、東北大学金属材料研究所のみなさまに厚くお礼申し上げます。
2005年2月
東北大学総合学術博物館
東北電力グリーンプラザ
21世紀COEプログラム 物質創製・材料化国際研究教育拠点
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