発電用蒸気タービン中圧初段動翼

公開施設、記念碑等

発電用蒸気タービン中圧初段動翼

【解説文】
 蒸気タービンは、燃料をボイラーで燃やすなどして作られた高温高圧の蒸気タービン(羽根車)を回すことにより、熱エネルギーを運動エネルギーへ変換する蒸気機関である。 蒸気タービンは通常多段の翼列から構成され、回転する方を動翼、固定されている方を静翼と呼ぶ。
 発電用蒸気タービンには大きく火力発電用と原子力発電用の2種類があるが、いずれも効率向上のため近年大型化が進められている。火力発電用では高温高圧の蒸気を用いる一方で、 原子力発電用では蒸気の温度と圧力はそれほど高くはない。展示されている中圧初段翼は火力発電に使用されたものである。

アクセス

A01 機械系 1号館 1F