公開施設、記念碑等
小川記念園
【解説文】
この庭園は東北帝国大学台4代総長として本学の基礎を築かれた小川正孝教授(7865-7930)の功績を称え、東北大学発祥の地の一隅であるこの場所に
設置されました。記念碑の除幕式は1932年(昭和7年)9月11日でした。小川先生は1911年(明治44年)に東北帝国大学理科大学(現理学部)の化学
第一講座(無機化学)初代教授に着任され、理科大学学長(現理学部長)の激務をこなしながら熱心に無機化学の研究と教育にあたり、草創期の
東北大学の発展に尽されました。
【壁面漢文】
明治之末文運隆昌増設大學之議起
古河虎之助君獻百有餘萬金以助其
費當此時東北之地末有大學之設宮
城縣乃損十五萬金北海道又寄十萬
金以請資其開設廟議遂決明治四十
年改修札幌農學校為農科大學越四
年開理科大學於仙臺綜合之稱東北
帝國大學舉文學博士澤柳政太郎君
任聰長其後北條時敬君福原鐐二郎
君相承為聰長大正七年分立農科大
學稱北海道帝國大學於是東北帝國
大學之名専属本學理學博士小川正
孝先生以明治四十四年為理科大學
長大正八年任總長凡十有七年所貢
獻甚多焉昭和五年七月十一日以名
譽教授薨茲有志胥謀畫本學創剏之
地域造記念園鐫銅紀功以圖不朽
昭和七年七月建