公開施設、記念碑等
400TON 鋼塊
【解説文】
本資料は重量400tonの鍛造用鋼塊の頭部側横断面である。
日本製鋼所においては1969年(昭和44年)7月に発電機用ローターシャフト並びに厚板見るよう補強ロールなどの大型化に対処するため,世界最大の400ton大型鍛造用鋼塊の製造を開始した。
本鋼塊は95本目であり,材質はMn-Mo-Niの低合金鋼である。
本資料は鋼塊頭部から400mmの位置で採取したものである。鋼塊の総重量は415ton,本体高さは4.18m,頭部経3.75m,底部経3.35mで,最大約240tonの各種高級鍛鋼品の製造が
可能である。更に1972年には500ton鋼塊の製造開始となり訳300tonの製品の製造が可能となった。
1975年9月
寄贈 (株)日本製鋼所