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2005年、朝鮮側白頭山の調査が困難である状況に私たちが頭を痛めていたとき、突然、朝鮮から日本火山学会あてに1通の手紙が舞い込みました。手紙の趣旨は、「2000年ころより白頭山とその周辺で地震活動が活発になり住宅に被害も発生した。様々な異変も起きているので、経験の豊かな日本に対応の助力を求める」というものでした。
そのような異変が本当におきているのかどうか、白頭山の観測網が充実している中国地震局に問い合わせをしました。その結果、中国地震局から提供された資料では事実であることがわかったのです。
地震活動が活発になった2002年以降について、朝鮮地震局や中国地震局から提供された資料には‘異変’や、その間に起きたさまざまな噴火の兆候が報告されています。 また2002年の7月以降、白頭山地域では地震が急増しています
白頭山における2002年から2006年の異変や噴火兆候
情報提供:中国地震局火山研究センター 朝鮮地震局火山研究所