第6回 公開講演会
「鉱物の魅力」
講演者:
秋月端彦 (東北大学名誉教授)
開催日:2003年9月28日
日本鉱物学会との共催で、第6回公開講演会「鉱物の魅力」を2003年9月28日(日)に仙台市戦災復興記念館にて開催しました。今回の公開講演会では、秋月瑞彦東北大学名誉教授にご講演をいただきました。
ご講演内容としては、最初に鉱物がどのような地質活動をへてできあがるのか、ダイヤモンドの成因や大きな結晶が産出するペグマタイトを例にお話しいただき、後半は、最近、私たちの身近で話題になっているトルマリンのマイナス効果について鉱物学の立場からの見解についてもお話しいただきました。
中には世界最大級のダイヤモンドについて、その宝石カットの“模型”を披露されながらの話もあり、約1時間半にわたり楽しいご講演をいただきました。
また、同日午前中には、東北大学自然史標本館にて博物館ならびに東北大学大学院理学研究科のスタッフによるガイドツアーを開催しました。
普段では聞くことのできない標本にまつわる学術的なエピソードを交えながらの見学ツアーで、見学者からの専門的なご質問もあり、標本の深い意義について詳しい説明が聞くことができたと思います。