専門分野の研究活動
博物館スタッフなどによる専門分野での研究活動について紹介します。
これまでの活動記録
弘前大学と東北大学総合学術博物館との共同研究が日本文化財科学会で論文賞を受賞しました
弘前大学人文社会科学部北日本考古学研究センターの片岡太郎講師・上条信彦准教授と東北大学総合学術博物館の鹿納晴尚技術支援員・佐々木理准教授による研究「X線CT観察による北東北の縄文時代晩期の漆櫛の製作技術」が、2017年6月に日本文化財科学会にて論文賞を受賞しました。
国史跡清戸迫横穴の3次元計測
総合学術博物館の藤澤敦教授(考古学)は、福島県双葉町の国史跡清戸迫横穴(きよとさくおうけつ)の3次元計測を、双葉町の協力を得て、2017年2月9日・10日に実施しました。
宮城県村田町の愛宕山古墳でレーザー計測を実施
東北大学総合学術博物館の藤澤敦教授(考古学)は、岡山大学の新納泉教授らとともに、宮城県村田町にある愛宕山古墳のレーザー計測を実施しました(2015年11月24日から12月6日)。
デジタル標本データベース「e-Foram Stock」を公開します
東北大が所蔵する標本を直接、あなたの計算機まで届けます。学術標本のもつ情報の共有化を促進するために開発した標本情報システム「e-Specimen」を使った配信実験 データベースの公開を開始しました。浮遊性有孔虫の不思議な形態をご覧ください。
白頭山の10世紀巨大噴火
東北アジアセンター・総合学術博物館共同国際研究プロジェクト
中国・北朝鮮国境に位置する白頭山は、10世紀に有史以来最大の火山爆発を起こしたと考えられていますが、古文書などに一切記録されておらず、詳細は不明です。この巨大噴火の全容を明らかにするため、日中韓の共同プロジェクトを発足させ、この問題に取り組んでおります。